KYC Registry

コミュニティー協働による開発。 安全な共同プラットフォーム上で標準化したKYC情報を共有

KYC Registryについてのご質問への回答

SWIFT業界はKYC Registryにどのように関与してきましたか?

SWIFTコミュニティーはKYC Registryの開発に貢献してきました。大手コルレス銀行12行とKYC Registryワーキンググループを立上げ、KYC Registryのプロセス、及び異なる法域における必要条件を満たすKYC情報および書類の標準仕様を定義し、また積極的に自行情報をKYC Registryに登録しています。  

KYC Registryは誰が利用できますか?

KYC Registryはコルレス銀行、資金移動業者およびカストディアンが利用できます。利用申込みをした全てのSWIFTユーザーが、KYC Registryにアクセスできます。SWIFTのユーザー以外はアクセスできません。

KYC RegistryはどのようなKYC情報を対象としますか?

KYC Registryは金融機関のKYC情報を対象としています。個人や個人顧客ではなく、企業としての情報を取り扱います。KYC RegistryはKYCとCustomer Due Diligence (CDD)の必要条件に関連した、以下の標準化した情報および関係書類を提供します。

カテゴリーⅠ:本人確認情報

  • 公式名称、住所、および規制当局等
  • 銀行免許、全部事項証明書等の写し

カテゴリーⅡ:株主・経営情報

  • 取締役会リスト、10%超の大株主リスト
  • グループ構成、定款、年次報告書、最終受益人に関する宣誓書、株主リスト、組織図

カテゴリーⅢ:業務内容・顧客基盤

  • プロダクトとサービス
  • 事業地域および顧客階層

カテゴリーⅣ:コンプライアンス情報

  • 追加AML質問状、及びAML関連書類(AML管理体制、Wolfsberg質問状、米国愛国者法、ネガティブニュース等の情報)

カテゴリーⅤ-税務情報

  • TIN, GIIN および FATCA等の情報

登録するKYC情報の詳細については、KYC Rgeitry申込み後、KYC Registry上でご参照いただけます。または、kyc.registry@swift.com.にお問い合わせください。

登録する書類はどのように定義されましたか?

KYC情報の標準は世界の主要な規制当局の基本的な必要条件を対象として、大手コルレス銀行12行によるワーキンググループと協働して定義しました。一部マーケットにおいて重要とされる追加情報も柔軟に登録できるよう設計されています。

なお、各マーケットにおける要請への対応は、引続き各金融機関の責任となります。

KYC Registryは安全ですか?

安全性及び情報保護は40年以上にわたりSWIFTの中核ビジネスありとなっています。偶発的なまたは違法な毀損、事故損失、改竄、権限のない情報開示またはアクセスに対して、KYC Registryに登録されたKYC情報を保護すべく、適切な技術的及び組織的な措置を講じています。

資産管理、人的資源セキュリティー、物理的セキュリティー、アクセス管理及びアプリケーションセキュリティー、システム運用・管理、ネットワークとコミュニケーション、セキュリティー事故管理、事業継続管理を対象として、十分な安全を確保する体制を運用しています。

セキュリティー規定・基準は、ISO/IEC 27002:2005 (Code of Practice for Information-Security Management)の原則に基づいています。SWIFTはセキュリティー規定を定期的に見直ししています。

KYC Registryは個人情報保護法にどのように対応しますか?

SWIFT KYC Registry個人情報保護規定 はKYC Registryに関連した個人情報の収集とプロセスについてSWIFTとユーザーの役割と責任を詳細に規定しています。

資金移動業者とカストディアンはKYC Registryを利用できますか?これらの金融機関はKYC Registryにおいて、どのような情報のアクセスと共有が可能ですか?

資金移動業者及びカストディアンもKYC RegistryにKYC情報を提供が可能になりました。

資金移動業者とカストディアンは、相手先金融機関が同意した場合に、当該金融機関のKYC情報にアクセスできます。また、資金送金者とカストディアンは、どの金融機関が資金移動業者とカストディアンのKYC情報を閲覧できるか指定することができます。

KYC Registryの料金体系

料金はデータ利用量に基づき決定されます。

KYCRegistryにKYC情報を登録、相手先金融機関とのKYC情報を共有は、無料でご利用頂けます。相手先金融機関のKYC情報へのアクセスは従量制料金が適用され、アクセスした情報毎に課金されます。

単一の標準料金が、ユニットプライシングとして適用されます。即ち、KYC情報へのアクセスが承認されると、全てのユーザーが当該相手先金融機関の全てのKYC情報に追加料金なしにアクセスできます。

KYC Registryはどの言語をサポートしていますか?

現地言語の名称が必要な一部の欄を除き、情報入力は英語で行います。書類はどの言語でも提供できますが、英語以外の書類には英訳が必要になります。

KYC情報にアップロードする書類の検証においては、英語、フランス語、スペイン語、オランダ語、ドイツ語が公式にサポートされています。当該言語の文書がアップロードされたときは、SWIFTは原文と英訳(提供された場合)の双方をします。サポートされていない言語で書類がアップロードされた場合は、SWIFTは検証作業を行いませんが、当該書類の開示は可能とします。英訳(提供された場合)のみ検証します。