SWIFT接続を低価格で実現する新たなサービスビューロが登場

《業務システムにおけるSWIFT活用セミナー》


スイフト・ジャパン株式会社と株式会社パワーソリューションズは1030日、資産運用会社、証券会社、地方銀行を対象とした「業務システムにおけるSWIFT活用セミナー」をユニアデックステクノロジーセンター(東京都中央区日本橋)で開催しました。

本セミナーでは、第一部としてスイフト・ジャパンがSWIFT接続の概要に加え、証券保管振替機構(JASDEC)におけるSWIFT接続プロジェクトの進捗を紹介しました。第二部では、金融機関を対象としたITコンサルティング、システム受託開発、業務支援を行うパワーソリューションズが業務システムにおけるSWIFTの活用事例とSWIFT接続を低価格で実現する新たなサービス「SWIFTサービスビューロ」の概要を紹介しました。

セミナーの最初に、スイフト・ジャパンの原が「SWIFTの活用について」をテーマにSWIFTの概要と併せて、証券約定、為替取引、レコンサイルプロセス、レポーティングにおけるSWIFTが果たす役割について詳述しました。また、残高明細照会のメッセージを表す「MT535」のトラフィックが2009年に大幅に増加したことに言及し「保有資産をタイムリーにチェックし、リスク管理を強化する傾向が世界的に高まっている」と述べました。

続いて同社の田中が「証券保管振替機構へのSWIFTによる接続プロジェクト」をテーマに、200710月からスタートした両者の共同プロジェクトの進捗について紹介しました。現在、JASDECは株券電子化後の課題として国際標準化を掲げており、ISO20022グローバルフォーマットの採用やSWIFTNetの接続環境の整備計画を押し進めています。田中はSettlement / ReconciliationPost Trade分野における標準化で進展があったことなど、共同プロジェクトの進捗を説明し「プロジェクトの成功によって、コストの削減に貢献し、メンテナンスの負担が減るだけでなく、オペレーション効率の向上も期待できる」と運用機関のメリットを述べ「内外証券の様々なフローがSWIFTで統合が可能になる」と証券分野における期待を述べました。

休憩を挟んだ第二部では、パワーソリューションズ代表取締役の佐藤成信氏が「業務システムにおけるSWIFT活用事例」について紹介しました。佐藤氏は「資産運用会社では決済に関わるデータフォーマットがまちまちで、オペレーションリスクをはじめとする課題が山積している。STP化の実現にはSWIFTの採用が不可欠」と強調し、資産運用会社におけるSWIFTメッセージの活用範囲として、約定関連メッセージ、決済指図、NAV・残高情報などを挙げ、各場面におけるSWIFT活用のメリットについて紹介しました。

続いて、同社取締役の高橋忠郎氏がこの度パワーソリューションズが新たに提供を開始する「SWIFTサービスビューロ」の概要を紹介しました。高橋氏は自営でのインフラ構築とサービスビューロによるSWIFT接続のメリットとデメリットを比較し、自社のソリューションの特長を「資産運用会社、証券会社、小規模銀行など限定した業務で導入の負荷を軽減し、手軽にSWIFTを活用する最適なソリューション」と強調し、導入コストおよび導入までのスケジュールのモデルを示しました。

 

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